「楽園の鳥」+「夢見る水の王国」メモ

松永洋介が作成した、寮美千子の長編小説『楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―』(講談社2004)と、その作中ファンタジー『夢見る水の王国』(上下、角川書店2009)についてのメモ。作中のガンジス神話は『天からおりてきた河 インド・ガンジス神話』として絵本化(山田博之・画、長崎出版2013)。

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

イベント:11月29日、寮美千子の朗読&トーク@金沢ふるさと偉人館

「夢見る水の王国」連載完結を記念して、金沢ふるさと偉人館で【上出慎也「イラストの仕事」展】が開催されます。初日の11月29日は、午後4時からオープニングパーティーがあり、その場で作家と画家のトーク、そして朗読が行われます。http://ryomichico…

「夢見る水の王国」連載第27回(完結)/月刊北國アクタス12月号

何ひとつ失われるものはない。すべては蔵されている。大地の底の底、水の図書館に。 ――ハルモニア博物誌より連載第二十七回。ついに最終回。前回までのあらすじ 祖父急逝のショックでマコとミコの二人に分裂した少女万美子。マコは木馬の角を奪い、すべてを…