「楽園の鳥」+「夢見る水の王国」メモ

松永洋介が作成した、寮美千子の長編小説『楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―』(講談社2004)と、その作中ファンタジー『夢見る水の王国』(上下、角川書店2009)についてのメモ。作中のガンジス神話は『天からおりてきた河 インド・ガンジス神話』として絵本化(山田博之・画、長崎出版2013)。

2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒマラヤ山中の夢のような村について

寮美千子「ヒマラヤの山中に煌々と輝く電灯の話」(Review Linatique)

劇中に出てくる作品へのアクセス(4)

寮美千子「『夢見る水の王国』のための覚え書き」(『幻想文学 58号』) 寮美千子「月と水と夢に関する物語のための断片(夢見る水の王国草稿)」

劇中に出てくる作品へのアクセス(3)

中島みゆき「ルージュ」(『大吟醸』/『おかえりなさい』) 『エリーゼのために』 『月の光』 『蝶々夫人』

劇中に出てくる作品へのアクセス(2)

サン=テグジュペリ、内藤濯訳『星の王子さま』サハラ砂漠に不時着した飛行士と、ほんとうのことしか知りたがらない星の王子さまとのふれあいを描いた、永遠の名作。91年刊に次ぐ新版。

カルカッタ(コルカタ)のガイド

寮美千子『マザー・テレサへの旅―ボランティアってだれのため?』なべの中でぐつぐつと煮えたぎっているような街、インドのカルカッタ。飢え・貧しさ・死がいつも隣合わせのその土地で、マザーテレサが生涯取り組んだ愛の救済活動を追い、ボランティアの意味…

帯に出てくる作品へのアクセス

セリーヌ『夜の果てへの旅〈上〉』全世界の欺瞞を呪詛し、その糾弾に生涯を賭け、ついに絶望的な闘いに傷つき倒れた“呪われた作家”セリーヌの自伝的小説。上巻は、第一次世界大戦に志願入隊し、武勲をたてるも、重傷を負い、強い反戦思想をうえつけられ、各…

劇中に出てくる作品へのアクセス(1)

映画『インド夜想曲』 DVD/VHSベストセラー作家、アントニオ・タブッキ原作のドラマ小説を映画化。友人の行方を探してインドへとやってきたロシニョルは、友人の恋人の女性や知人を訪ね歩く。そして、彼が病気にかかっていたこと、神智学協会と関わっていた…