「楽園の鳥」+「夢見る水の王国」メモ

松永洋介が作成した、寮美千子の長編小説『楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―』(講談社2004)と、その作中ファンタジー『夢見る水の王国』(上下、角川書店2009)についてのメモ。作中のガンジス神話は『天からおりてきた河 インド・ガンジス神話』として絵本化(山田博之・画、長崎出版2013)。

カルカッタ(コルカタ)のガイド

寮美千子「マザー・テレサへの旅」

  • 寮美千子『マザー・テレサへの旅―ボランティアってだれのため?』
    なべの中でぐつぐつと煮えたぎっているような街、インドのカルカッタ。飢え・貧しさ・死がいつも隣合わせのその土地で、マザーテレサが生涯取り組んだ愛の救済活動を追い、ボランティアの意味を考えるノンフィクション。
    • カルカッタの『マザー・ハウス』へ
    • マザー・テレサとともに働く人』とは?
    • 世界最悪?の都市へのバカンス計画
    • 「インドはすごいよ。」
    • 飛行機のなかはもうインドだった
    • すべてがまじりあったカルカッタのにおい
    • 陶器のかけらがちりばめられた床
    • 植民地支配の根拠地だったカルカッタ
    • 人間であふれかえった廃墟
    • 大地主の蔵にねむっていたごうかな馬車
    • 五感におそいかかってくる都市カルカッタ
    • ここでは、なにも持っていない人がいちばん明るい
    • ヒンズー教の聖地カーリーガート
    • はじめて訪れた『死を待つ人の家』
    • ひっくり返る常識と価値観
    • 血の祭り『ドゥルガ・プージャ』
    • 太陽と月にみちびかれてふたたびインドへ
    • おむつとよだれとのはてしない戦い
    • マザー・テレサの歩み
    • マザー・テレサとの短い会見
    • ボランティアとは、自分のためにすること
    • わたしがインドで得たもの
    • マザー・テレサから日本の子どもたちへ