「楽園の鳥」+「夢見る水の王国」メモ

松永洋介が作成した、寮美千子の長編小説『楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―』(講談社2004)と、その作中ファンタジー『夢見る水の王国』(上下、角川書店2009)についてのメモ。作中のガンジス神話は『天からおりてきた河 インド・ガンジス神話』として絵本化(山田博之・画、長崎出版2013)。

2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

日刊ゲンダイに書評掲載

日刊ゲンダイで紹介されたようです。『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲』著:寮美千子 19cm / 2730円 / 講談社灼熱の地で激しく交錯する男女の情念 ミチカは、30代の童話作家。10年の結婚生活に終止符を打ってから迎える2度目のクリスマス。かつてよく通った…

「本の雑誌」で紹介

「本の雑誌」で紹介されました。昨秋刊行された『楽園の鳥――カルカッタ幻想曲』(講談社)のカバーには著者名の寮美千子どころか題名もない(背にはあり)。表1になくて、表4のほうにあるという手は都築道夫らがやっているが、表4もISBN番号と定価が…

覚書:すべては風と共に去りぬ(だが土地は残っている)

映画『風と共に去りぬ』の主人公スカーレット・オハラは、『楽園の鳥』の主人公アモウ・ミチカに負けず劣らずの“行動力のある莫迦”である。目の前にある賢明な道をどうしても選択しない主人公にイライラさせられるのは、共演する登場人物のみならず、見てい…

「週刊読書人」に書評掲載

「週刊読書人」2月4日号(1月28日発売)に書評が掲載されました。評者は佐藤洋二郎氏。

「活字倶楽部」に書評掲載

「活字倶楽部」(雑草社)2005年冬号で紹介されました。ブックレビュー・コーナー「SF/ファンタジー」欄の筆頭に書評が掲載されています(92頁)。書影(帯つき)あり。ファンタジーに分類されていますが、そういう読み方も当然あります。 写真はリ…