「楽園の鳥」+「夢見る水の王国」メモ

松永洋介が作成した、寮美千子の長編小説『楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―』(講談社2004)と、その作中ファンタジー『夢見る水の王国』(上下、角川書店2009)についてのメモ。作中のガンジス神話は『天からおりてきた河 インド・ガンジス神話』として絵本化(山田博之・画、長崎出版2013)。

2009-08-24から1日間の記事一覧

『夢見る水の王国』日刊ゲンダイで紹介

日刊ゲンダイで紹介されました。 祖父が急逝したショックで記憶をなくしてしまった少女マミコ。気がつくと、時の止まった海岸にたたずみ、目の前には漂着した木馬と壊れた角。少女の体から分かれた影は分身「マコ」を名乗り、角を抱え、水平線のかなたに消え…