「楽園の鳥」+「夢見る水の王国」メモ

松永洋介が作成した、寮美千子の長編小説『楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―』(講談社2004)と、その作中ファンタジー『夢見る水の王国』(上下、角川書店2009)についてのメモ。作中のガンジス神話は『天からおりてきた河 インド・ガンジス神話』として絵本化(山田博之・画、長崎出版2013)。

JUNKUDO BOOK WEBの書棚

  • ジュンク堂のサイトでの「寮美千子」の検索結果。『楽園の鳥』も『遠くをみたい』もきっちり入荷しています。しかし、書棚の分類が……。
    • 『遠くをみたい』の書棚は「児童書 > 児童書詩集 > 子どもへ向けて書いた詩」。ルビもないし、ちょっと児童書というには無理がある。児童にも読んでもらえたらいいけど、高学年以上でないと難しいと思う。
    • 『楽園の鳥』にいたっては「文芸 > 海外文学 > 寓話」という、まったく意味不明の分類に。奥付にNDCが書いてあって、このページにも載ってるんだけど、どうなってるのかなあ。(NDC 913.6……日本文学 小説・物語)