「楽園の鳥」+「夢見る水の王国」メモ

松永洋介が作成した、寮美千子の長編小説『楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―』(講談社2004)と、その作中ファンタジー『夢見る水の王国』(上下、角川書店2009)についてのメモ。作中のガンジス神話は『天からおりてきた河 インド・ガンジス神話』として絵本化(山田博之・画、長崎出版2013)。

2007-11-07から1日間の記事一覧

『人間を守る読書』で紹介

『楽園の鳥』が、『人間を守る読書』(四方田犬彦、文春新書592、2007年9月刊)で紹介されています。第4章「読むことのアニマのための100冊」中の一冊。魂の救済を求めタイからネパールへと彷徨ってゆく女性の物語。彼女はイギリス男に躓き、骨…