「楽園の鳥」+「夢見る水の王国」メモ

松永洋介が作成した、寮美千子の長編小説『楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―』(講談社2004)と、その作中ファンタジー『夢見る水の王国』(上下、角川書店2009)についてのメモ。作中のガンジス神話は『天からおりてきた河 インド・ガンジス神話』として絵本化(山田博之・画、長崎出版2013)。

2008-01-20から1日間の記事一覧

「夢見る水の王国」連載第17回/月刊北國アクタス2月号

夢のなかの夢は、メビウスの輪。光の物語と闇の物語をつなぐ。 ――ハルモニア博物誌より連載第十七回。前回までのあらすじ 祖父急逝のショックでマコとミコの二人に分裂した少女万美子。マコは一角獣の角を奪って「世界の果て」へと逃走。ミコと一角獣はマコ…