「楽園の鳥」+「夢見る水の王国」メモ

松永洋介が作成した、寮美千子の長編小説『楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―』(講談社2004)と、その作中ファンタジー『夢見る水の王国』(上下、角川書店2009)についてのメモ。作中のガンジス神話は『天からおりてきた河 インド・ガンジス神話』として絵本化(山田博之・画、長崎出版2013)。

2億2千万円の「楽園の鳥」

ysk2005-09-20

  • ちょっと前ですが、asahi.comにこんな記事が出てました。
    2億2千万円のネックレスを展示・販売 大阪のデパート
     大阪市中央区そごう心斎橋本店(7日オープン)に出店するフランスの宝飾店「ヴァン クリーフ&アーペル」が7〜11日、開店を記念して、飛び立つ鳥をモチーフにした約2億2000万円のネックレス「楽園の鳥」を展示・販売する。白、ピンク、青など1000個以上のダイヤモンドを使っている。
     鳥の部分は約12センチ。著名人にも貸し出しており、最近では03年のカンヌ国際映画祭に出席した中国の女優チャン・ツィイーさんの胸元を飾った。
    asahi.com 2005年09月01日02時40分
    販売するのに「約」2億2千万円とはこれいかに。正しくは「200万ドル」なのかな。
    この値段だったら誰か買うこともあるのかなあ。「誰も買ってくれない、収まる場所がない」という意味で「楽園の鳥」だとしたら、だいぶ根性の入った冗談だけど。