ヴィレッジ・ヴァンガード モバイル店で扱い開始/装丁原画も販売!
- “遊べる本屋”ヴィレッジ・ヴァンガードのモバイル店(主としてケータイでのアクセスを想定)で『楽園の鳥』の販売が始まった。
ここは、寮美千子の小説『ノスタルギガンテス』(パロル舎)を今年九月からの二箇月で46冊(!)売った、すごい通販サイト。店長の商品選択眼への信頼と、すばらしいレビューがあってこその販売成績だろう。今回、同時に『遠くをみたい』も並べられているが、この店の本当のすごさは、『楽園の鳥』の装画の原画まで売りに出したところ。 - 『楽園の鳥』のカバーに使われている、門坂流画伯の銅版画『山峡』(表1)『渦潮』(表4)『アンモナイト』(背)を額付きで販売している。もちろん本物のアート作品で、価格は『山峡』『渦潮』がそれぞれ5万円、『アンモナイト』のみ2万5000円。いずれ劣らぬエングレーヴィングの傑作だが、こういう販路はいままでなかった。売れたら愉快だぞ!